勉強ギライの子を持つママが集めた大阪の家庭教師情報
家庭教師の派遣センターなどでは、無料の体験授業を行っているところもたくさんあります。
体験授業は家庭教師が子どもとどのようなコミュニケーションを取るのか、子どもの反応はどうかを直接見ることができる機会なので、ぜひ活用してみてください。
一般的には、体験授業のときに初めて家庭教師の先生と会うことになるので、すぐに教科書を開いて授業を始めることは少ないようですね。
子どもと話しながら苦手科目や解らないところを把握したり、勉強に対する意欲などを見ることが主な目的で、親に対しては家庭教師の指導方針や料金システムについて説明してくれますよ。
体験授業では子どもの反応を見ながら、家庭教師の先生もチェックしましょう。
体験授業に来る先生は、実際に授業を行う家庭教師とは違うことがほとんどのようですが、子どもの希望や適正などがまだ解っていないのですから仕方がないですよね。
でも、指導方針や子どもへの接し方、子どもの反応を見ていれば良い家庭教師かどうかは自然に解ると思います。何より子どもが前向きになっているか、その部分に注目することが大切です。
ある大手家庭教師派遣センターのホームページを見ると、家庭教師のチェックポイントとして「出身大学や学部はどうか」「指導経験と実績はどうか」というようなことばかりが書かれていたりしますが、いちばんは家庭教師の先生がいかに子どもの気持ちになって指導してくれるか?が大事だと思います。
ここで、我が家であった無料体験授業での様子をご紹介しますね。
その家庭教師センターでは、事前説明も兼ねた体験授業のほとんどに、気さくで親しみやすいと評判の代表者の方が訪問してくださいます。
「お客様」という扱いや「先生」という態度はなく、子どもに分かりやすい口調で話しかけているのが印象的でした。
「この表の中で使ってる教科書はある?」
と、子どもに教科書の一覧表を見せて選ばせました。
「教科書って同じ学区やとみんな同じやねん。知ってた?」
公立学校では同じ学区ならみんな同じ教科書を使っているので、教科書がマスターできていれば公立高校は大丈夫と説明してくれます。
「高校の試験ってな“こうやりなさい”ってルールがあるねん」
公立高校の試験には、教科書の内容を勉強しとけばできるテスト内容にするというルールがあると説明。「だから、教科書だけ分かったら受験には受かるようにできてんねんで」と、子どもも私も安心できるひと言。
「で、実際にどんな問題が出るか、知りたいやんな?」
入学試験の内容を解説して、問題の8割は1年2年で習う内容から出題されていることを話してくれました。「つまり、1年、2年生の内容を理解しておかへんとあかんねん。でも3年になってから慌てて勉強しても、範囲が広すぎて限界あるやん?せめて3年の10月くらいまでには1年2年の内容をマスターしとかんと間に合わへんねん」
内申書の見本を見せ「でも受験って内申書っていうのがあんねん」。
教師も進学させたいから普段の態度や性格では悪いことは書かないけれど、成績は数字だからそのまま書くしかないという事情を説明。「で、高校側もこの成績を重視すんねん」
「この内申書って、どうやって付けられるか知ってる?」
相対評価のため「5」を取れる人の数は限られていること、でも「3」や「4」ならほとんどの子にチャンスがあることを教えてくれます。「でも、何が分からないか分からないっていう状態のまんま勉強してても、3や4にはなれへん。分かるやんな?」
「ウチではな、こういう方法やねん」
教科書に沿って勉強することや試験対策など、具体的な勉強方法の説明。その後、子どもに合わせて分からない教科や問題などを指導してくれました。
「どうかな?この方法やったら勉強できそう?やってみたい?」
親ではなく子どもの気持ちを重視して、勉強の意思を確認してくれました。で、わが子はというと「やってみたい!」と。「そっか、ほな一緒に頑張ろうな。でも、頑張るには気が合う先生がいいやん?どんな人がいい?」と教わりたい先生のイメージを子どもから聞き出してくれました。
この無料体験レッスンを受けて感じたのは、この家庭教師センターでは親の悩みや希望も聞くけれど、あくまで勉強するのは子どもという姿勢が貫かれていたこと。親に対しては、むしろ子どもの気持ちを代弁するような形で授業が進められていったので、とても好感が持てました。
勉強が苦手な子どものやる気を引き出す指導に定評があります。料金システムが明確なため安心して依頼できます。
登録している家庭教師の数は全国50万人以上。小・中・高それぞれのコースがあるので、幅広いニーズに対応できます。
勉強が苦手な子ども専門のセンター。成績アップ保証があるので、先生も一所懸命に教えてくれます。