受験勉強をいつから始めさせるのかは、親御さんにとっても頭を悩ませる問題ではないでしょうか。「部活に打ち込んでいた」「一時期不登校になってしまった」など、さまざまな理由で受験勉強のスタートが遅れてしまうお子さんはいます。
今回は「秋からの受験勉強では高校に受からないのではないだろうか」と悩む中3のお子さんがいらっしゃる人のために、秋からの受験勉強対策や合格する人の特徴などを紹介します。限られた時間で合格を目指すために、この記事をお役立てください。
早ければ中学入学と同時に受験勉強を始めている人もいますから、「中3の秋から受験勉強をするのは手遅れでは!?」と感じている人も多いはずです。しかし、結論から言えば秋までに受験勉強に着手しても、目指す高校のレベルと学習方法によっては十分合格は目指せます。ただ、中3の秋は受験合格を目指せる最後のタイミングであることも理解しておきましょう。
中3秋からの受験勉強でも高校受験が間に合う理由を紹介します。
中3の9月に受験勉強を始めた場合、公立高校の入試まで5・6ヶ月程度の時間があります。お子さんの性格によっては、長期的に学習を続けるよりも短期的に集中して勉強した方が効率よく身に付くことも珍しくありません。もちろん学習方法は工夫しなければなりませんが、短期間で目標を決めることで、ゴールに向かって集中力を維持したまま勉強できるのです。
難関校の場合は、学校で学ぶ内容以上の範囲から出題されますが、高校受験は日々学校で学んできたことの積み重ねです。どのレベルを目指すかにもよりますが、これまでの学校生活で習った基本の内容がしっかり身についていれば、中3秋からの受験勉強でも合格は目指せます。
秋からの高校受験対策について知る前に、公立高校や私立高校で入試が行われるタイミングを把握しておきましょう。ただし、地域や学校によって差があるため、実際のタイミングは必ず調べるようにしてください。
公立高校の入試は1回方式の場合、2月中旬から3月上旬に行われるのが一般的です。2開放式の場合は、1回目が2月上旬から2月下旬、2回目が2月下旬から3月上旬に行われます。自治体によって受験日程や回数が異なります。
私立高校の入試スケジュールは学校ごとに異なりますが、一般的には推薦入試が1月中旬から2月上旬に行われます。一般入試は1月下旬から2月中旬に行われることが多く、公立高校の入試よりも早く終わることが多いです。
中3秋からの受験勉強でも受験合格は目指せますが、スタートするにはギリギリのタイミングです。お子さんが合格できるようポイントを押さえた対策を促してあげましょう。
高校受験合格には基礎力が重要です。特に英語や数学は基礎を理解できていなければ、全く問題が解けないということにもなってしまいます。受験勉強をスタートすると決めたら、まずは基礎固めを徹底してください。
秋から入試までに、入試対策の全ての内容を勉強するのは無理があります。問題集や高校ごとの過去問には問題の傾向が紹介されていますから、ポイントを絞った学習を行いましょう。
絶対に受かりたい高校が決まっているのなら、その高校の過去問を繰り返し解きましょう。過去問を解けば、その学校の出題傾向や出題形式がわかります。傾向や形式への慣れは合格に欠かせません。
基礎が理解できていないのに応用問題に挑戦したり、逆に基礎ができているのに基礎ばかり勉強してしまったりしては、いくら勉強しても思うように学力が上がりません。短い期間で勉強するからこそ、一人ひとりの理解度に合わせた入試対策が重要です。
秋から受験勉強を始めても志望校に合格できる人は、以下のような特徴を持っています。
「絶対に合格したい」「同じ志望校のライバルに負けたくない」という気持ちを持った負けず嫌いのお子さんは、秋からの受験勉強でも合格できる可能性が高いです。現時点で目標点に届いていなくても、「逆境に負けたくない」という気持ちが受験勉強への原動力となります。
「時間は少ないけれどやれることをやろう」と、焦らずコツコツ努力ができるお子さんも志望校に合格する可能性があります。時間がないからと焦ってしまい、あれもこれも中途半端に手をつけてしまうのは合格を遠ざけてしまいます。
高校受験合格のためには、学んだことを反復学習で定着させなければいけません。一度解けた問題でも、定着するまで繰り返し復習できることも高校受験合格には欠かせない要素です。
現段階の学力と志望校のレベルにもよりますが、中3秋からでも高校受験合格は目指せます。ただ、今回紹介した通り、短期間で合格を目指すためには、ポイントを押さえた対策が必要です。特に本人の理解度に合わせた入試対策は欠かせません。お子さん自身のやる気も重要ですが、やる気を引き出せるように親御さんもサポートしてあげましょう。
集団で学ぶ場合、どうしても一人ひとりに合った学習ができません。そこでおすすめしたいのが家庭教師です。家庭教師なら、お子さんの学力と志望校を踏まえた上で効率よく高校受験合格が目指せます。
月額費用 | 偏差値目安 | 特徴 | |
---|---|---|---|
家庭教師の えーる |
¥16,800 | 30~50 | ・授業に追いつけない子向け ・不登校や発達障害の生徒もサポート |
家庭教師の アルファ |
¥17,600 | 50以上 | ・1ランク上の高校を目指す子向け ・短期集中の学習プランあり |
家庭教師の 学参 |
¥17,600 | 60以上 | ・難関校の受験対策がしたい子向け ・レベルに合わせたカリキュラムづくり |
30~
学習習慣を身に着ける!
授業に追いつけない人へ
引用元:家庭教師のえーる公式HP(https://www.aile21.jp/)
子どもとの相性が第一。勉強アレルギーを克服する
50~
短期集中で苦手を克服!
1ランク上の高校へ
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プランでライバルをリード
※短期集中コースの詳細は要問合せ
60~
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難関志望校の受験対策に
引用元:家庭教師・学参公式HP(https://www.aozora.com/area/search/osaka/osaka__osaka.html)
難関校合格を目指せる
プロ講師による徹底指導
※価格は教師のランクによる
月額費用合計は、すべて中学生60分週1回コースから算出しています。
※選出基準 Googleで「家庭教師 大阪」と検索して上位表示された20社のうち、無料体験授業があり、毎月の指導報告書作成のサポートが明記されていた8社の中から、以下の基準で選出しました(2021年6月4日時点)。
①家庭教師のえーる:子どもと相性の合う家庭教師をマッチングさせるスタイルで、何度でも交代可能。不登校や学習障害のお子さんにも対応可能な会社
②家庭教師のアルファ:テスト前や入試前の最終コーナーでも利用可能な、短期コースが用意されていた会社
③家庭教師・学参:プロの家庭教師専門の会社のうち、難関受験対策が可能な会社。なお、月額費用は最も安いランクの料金で計算。
価格は、2021年12月の情報です。